進捗
Sphinx拡張に再挑戦中だったり。 sphinxcontrib-textstyleでルビや打ち消し線が手軽に使えますが、htmlだけだと勿体無いよねってことでlatex用の部分をそのうちプルリク投げたい。現状、ruby_roleでできたRubyTagが、visit_ruby_node_latex(新規定義)で読み込まれなくて打ちひしがれてます。 Sphinx1.3の新API app.add_latex_package()、使いやすいですね。 正式リリースが楽しみです。
そういえば、latexのパッケージのplextとtabluarが衝突するらしいと教えられまして、前作ってたverticalwriting拡張に関しては一時凍結となりました。代わりに縦書き小説用の環境をいろいろ整えようと画策中です。
Let'snote CF-SX1のキーボードを貼り替えた話
SphinxConJP2014の話はまだまとめ中なのですぐできる話。
この間、愛機Let'snoteCF-SX1のキーボードを貼り替えました。キートップじゃなくてキーボードです。 今回の記事を参考に同様のことをして、メーカーの保証を受けられない、なんらかの故障が発生した場合でも私は責任を負いかねますのでご了承ください。
ことの発端は数箇月前。キートップを外しながら掃除をしていたときのことです。矢印↑キーを外した瞬間、パキィッという音が。嫌な感じを覚えながら見てみると、パンタグラフな部分が無残に破壊されていました。
それから数箇月、爪を立てて↑キーのあった箇所を叩く日々が続きました。「修理*1に出さなきゃなあ、でも新古品で買ったやつだしな、メモリやらHDD換装で中開けたりしてるし」という感じにうだうだやっていたのですが、先日こんなサイトをみつけまして。
panasonic レッツノートパソコン 修理販売 & パーツ取扱い専門ショップ shop8888(ショップエイト)
見てみるとSX1の白キーボードは売り切れ……あれ?別に一緒のやつにこだわる必要なくない?黒い方がかっこいいし、SX2用のやつを見てみるとWinキーが8仕様だし*2。互換の一覧にも載っていたのでポチリ。
1,2日後発送しましたとの連絡が。そしてもう1、2日後
来たぜ。
シュッとした感じ。早速キーボードを取り外すべくネジを外しにかかります。 外し方についてはここを参考にさせていただきました。
CF-SX1 16G メモリ + SSD 交換方法 : miyabiのメモ帳
といっても行うのはキーボードの取り外し。フレキシ部分が見えれば十分です。
フレキシの取り外し。白い色の部分を慎重に引っ張ると、噛んでる部分が外れます。ちなみにこの時点ではキーボードは本体の上側の蓋?にくっついたまんまです。
ここからが長かった。見た感じ、フレキシ近くのところ以外差し込んで固定するような機構は見つかりません。キーのフチをいじりながらどこだどこだと探すことおよそ20分。だんだんとイライラしてきまして。シビレを切らして無理やりescキー近くを、多少歪んでもいいかなと引っ張ると「バリッ」とどこかで聞いたことのある音が。この感じはまさか。そのままバリバリ剥がします。剥がれます。
りょ、両面テープの兄貴ィ!! Let'note君のキーボードをしっかり安定させていたのは彼だったのです。気づいたときには元のキーボードは歪み、ちょっと戻せない感じに。まあ、戻るつもりもなし。
さきほどとは逆に、フレキシ部分を十分に押し込んだら、白いところをカチッとはめます。動作確認を行っていないのでとりあえず両面テープは貼らずにセットしました。
抜群のカッコよさですね。動作も確認したのでネジをはめていったら作業完了です。
「ころん(1つのネジが机に転がった音)」
……おやぁ?
11/13追記
Let'snoteのバッテリ回収、SXも範囲に入ったみたいですね。僕のものはロット違いでセーフだったようです。 「報告→代替品発送される→受け取って今までのバッテリを送りつける」と、PCが使えない時期が発生したりはしなさそうなので該当者の方はチェックしておきましょう。
SphinxConJPもうすぐ
どちらかといえばToDoタスクな話。
SphinxConJP2014
まずは表題消化。10/26に開催されるSphinxConJP2014に参加します。
http://sphinx-users.jp/event/20141026_sphinxconjp/index.html
今回のセミナー、どれも気になる話題ではありますが、やっぱり一番に気になるのはSphinx1.3でしょうか。先日beta版がされたので、来週までに試さねばという感じですね。謎の挙動によってお蔵入りにしている某拡張がうまく動けばいいなあ。
Markdownのお話も最近エディタをAtom*1にしたこともあって割と外せない感じです。この前PyConJPのときに探していたMarkdownの人見つかったんだなあという外野の外野からの安堵もあったり。
Sphinxたん
皆さんご存じでしょうか。SphinxJpのチケットには「Sphinxたん」という項目があることを。2011年に発行されているので、それ以前から利用している人にはとっくに周知の話なのかも知れませんが。「おおっ」と思ったものの、キャラクター系での車輪の再発明なんてがっかり感が半端ではないのでGoogle先生に先行を訊ねてみたらこんなやりとりが。
https://groups.google.com/forum/#!msg/sphinx-usersjp-staff/HBBjlrKJisA/mgwZaguRwVMJ
これ以降は見ない気がするので、決定稿ではないということでしょうか。4年近く経つわけですし、なんかやってみたいな、とふわっふわした話でした。
Others
「SphinxCon」でGoogle検索かけたら音楽、芸術活動っぽい何かが上位に。割と気合の入った*2Webページでした。Competitionの略のConらしい。「Sphinx」だけでググると、少なくとも日本語版ではSphinxJPがでてきますね。それだけです。
最近のergのアンケートのフォーマット
皆さん、ゲームしてますか。僕は前ほど時間がとれません。
ソフトウェアの制作側としては、ユーザーからのレスポンス、需要が気になるもの。ソフトウェアによっては逐次ログを取ったりバグ報告を自動で送信可能にしてくれますが、コンテンツに関してユーザーがどんな感想を持ったかなんてことは自動で送ってくれたりはしません。というか僕が嫌だ。
昔からアンケートによるユーザ層の把握や需要の把握は行われてきました。一本爆死すればそのまま会社を畳まなければならないこともある業界では特に重要な項目なのではないでしょうか。まあ、ユーザーの要望を取り入れたところで売れるとは限らないのが辛いところではありますが、全く市場や顧客の求めるものを把握せずに制作を行うのは大きなリスクであることに変わりはないはずです。
以前僕はアンケートを送ることに躊躇いがありました。「自分の意見を送って次回作が変な方向に歪んだらどうしよう」なんてたかが1ユーザーがどれだけ自惚れているのだという心配もありましたが、最大の理由は 面倒くさい からです。アンケート回答の多くは何か即物的に得られるわけではありません。文字を打つ、書く、自分の考えをアウトプットするのは、僕にとっては精神的負担の高い作業でした。 それほど大それたものでなくとも、自分がコンテンツを提供する側になって初めてそれがどれほど欲しいものであるかを感じられたように思います。ちゃんと喜んで受け入れられるものが作れたのか、次はどういったものを作っていいんだろうか。以前よりも所謂双方向通信を行う機会が増え、こういったものを感じるきっかけも増えたのかもしれません。
というわけで?アンケートのフォーマットについての話です。話がとんだように感じる方もいらっしゃるかもしれませんがこちらが本題です。というわけで
- ハガキ
- メール
- 自サイトWebフォーム
- 最近見たやつ
という順番で見ていきます。
ハガキ
今もよく見ますね。いくつかの質問にチェックをつける形で答えた後、その他ご感想、ご意見をどうぞという内容がハガキの一面に割と隙間のない感じで用意されています。……まあ、手紙を直筆で書くことも少なくなった現代っ子にはハードルが高いです。 一昔前は「告白を面と向かってじゃなくラブレターなんて~」みたいにつっぱねる女子がいたとかいなかったとかありますが、ある意味自分の書いた字で自分の中をさらすという行為はより心の柔らかい部分をむき出しにしている気がしないでもないですね。
話が逸れました。未だに、という書き方は正しくないかもしれませんが、インターネット環境がないergユーザーの方もいるでしょうし、ハードルが上がる分真摯な意見が得られやすくなるでしょう。ただ、軽い調子のネガティブな意見は良くも悪くも得にくくなりそうです。ハードル高いですから。送る際に数十円*1とはいえ切手代がかかるのもハードルの一つですね。
最近は*2個人情報(名前、年齢、住所など)の情報を隠すシール付きのアンケートが入っているパッケージが多くなってきました。これに関してはもっと普及してほしいです。
メール
これも昔に比べてハードルが上がりましたね。より平易な手段が現れると相対的に価値が上昇しますから、異なる世代と連絡をするときは気をつけないといけません。 まあメールに関してはアンケートというよりはお問い合わせで見ることがほとんどです。Webサイトのお問い合わせをクリックするとメーラーが立ち上がる感じの。そもそもWebに繋がる状態であるなら後述のような手段がとれますし、訊ねたい事項が定式化されて見えるようになっていないと読むのが手間 ですね。
自サイトWebフォーム
ゲームのメニュー画面にボタンが置いてあって、クリックするとWebブラウザが立ち上がり……というのがスタンダードですね。回答もある程度整理して収集できますし、ハガキと合わせて、多くのメーカーがこれで安定している印象。負担としてはそれこそフォームを作るのが手間になるということですね。ある程度テンプレートは用意できますが、サーバーが突然落ちたり、XSSへの対応処理といった事態が面倒です。それ用の人員がいない、雇えないなら会社としてやっていくには厳しいんじゃないかという話もありますが。
他のマイナス面としては、大体のユーザーがゲームを立ち上げないとアンケートフォームにとべないことでしょうか。もちろん、ゲームをプレイしたユーザーの意見が欲しいわけですし、わざわざアンケートに答えるためにメーカーのWebページを訪ねるユーザーはライトな層では多くないでしょうから、ゲームのついでに回答できるこの方法は有効であるのですが。ゲームによっては起動すること自体が面倒な処理のものもあるので、僕はゲームの本体の前にランチャが立ち上がるタイプで、そこからアンケートにとべるものが好きです。
最近見たもの
というかこれが書きたかっただけなんじゃ。
最近のランスではユーザー全体の攻略率なんかが常に確認できたりして感動しました。メーカー側がどの程度のユーザーがどれほどまで遊んでいるかを把握できるだけでなくユーザー側にも(ゲームの売れ行きなどが活発であれば)やる気が出て良い感じでした。アンケートフォームもWebではなくゲームUIから直接送れるものがあったりして、これもアンケートが出しやすい形だなぁと思いました。
脳内彼女の女装学園(妊)をクリアしたんですが、アンケートに答えようと思ったらGoogleFormで作ってありました。これならSpreadSheetとかにも自動でおとしてくれるし、「なるほどね」と感心しきりでした。自分たちで作るより、安定した大企業のサービスを利用する手が改めて賢いな、という感想。多分これが書きたかったのが今回の記事です。
Webも土壌として大分成熟してきて、必ずしも自分たちで1から構築しなくてはならないものばかりではなくなってきたんじゃないかな、という印象が深くなりました。当然好き勝手できる仕様も違ってくるわけですし、負担が大きくないなら自前で用意するのも全然構わないと思うのですが、重要ではあるけれど本筋でない部分に他者の力をより手軽に借りることのできるサービスの存在はしっかり知っておきたいという話でした。
骨伝導で聴くサウンドトラックっていいよね
技術記事をそろそろと言ったな。あれは嘘だ。 先に書いたSphinx縦書き拡張はnested_parse、つまりディレクティブ内でさらにパースさせる関数のところで止まってます。paragraphクラスを単純にstr()してもダメなんですよ。
そういうわけでお茶濁し記事です。いわゆるHentaiなアダルトゲームの多くは絵とテキストだけでなく音楽が場面に併せて流れます*1。特に楽しんだゲームなんかはそのシーンのBGMを聴いただけで情景が呼び起こされたり自然に涙が流れるなんてこともあります。
そう、BGM。僕らの日常生活って常に音楽が流れているわけではないですよね? 全てが音楽だ、なんて言う方もいるでしょうし、どこからかその音を想像される方もいるかもしれませんが、僕は聴きたい音楽を聴きたいのです。
なんてことはない、「イヤホンでもヘッドホンでも装着して聴けばいいじゃないか」違うよ、全然違う。僕は BackGroundMusic が聴きたいんですよ。足音や話し声、鳥の囀り、そんなものを感じながら音楽を聴きたいんです。だってその方がリアリティ*2があるじゃないですか。そんなときに見つけたのがこちら
ゴールデンダンス Golden dance AQUA 骨伝導ヘッドホン
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になります(アフィ顔)。 かなり前のTu-KaのCMを覚えていますでしょうか。「聞こえる?」「うん、聞こえるー」のアレです。子供ながらに浪漫を刺激されました。今使っている京セラのTORQUEにも「スマートソニック」などという名前で似た機能が入っています。でも音楽を聴くための用途としてこの骨伝導製品を作っているメーカーはほとんどないようです。ヘッドセット用途ではもう少し製品の幅がありました。確かに、音楽を聴く目的なのにわざわざ外界の音で邪魔できる作りのヘッドホンがメジャーになれるわけがないんですよ。需要がないわけではないので、骨伝導方式の他にも外部の音を取り込む穴のついたイヤフォンといったタイプもありました。 その点ヘッドセット用途としては活用の幅がありますから、もう少し数があるようです。グレード的には上の製品が中間くらいで、これ以上の性能になると20k円ほど価格が跳ね上がります。TEACのコレ
【国内正規品】TEAC HP-F200 骨伝導オーバーヘッドヘッドホン FillTune
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ですね。今はこっちを買っておけばよかったと後悔しきりだったりします。
ともあれ、使い心地の話に移りましょう。まず、「ランニングのお供に」みたいな用途をお考えの皆さん、多分止めた方が良いかと思います。装着は両端の部分を耳の横あたりにつける形になります。んで、耳の穴に装着はしないので、確かに周囲の音はばっちり聞こえます。が、 ズレます 。徒歩に近い揺れなら問題ありませんが、全くぶれずに走る訓練を行った人間でもなければしっかり音の聴こえる位置からヘッドホンがすぐにずれていくでしょう。
電車内、車の中はどうでしょうか。車の運転席はさすがに危険度を考えると試すのも論外ですので、他の座席という前提です。結果は
- 新幹線:△
- 電車: △-
- バス:△
- 車: △
でした。 先に注意しておくポイントですが、骨伝導だからといって骨にくっつけないと音が伝わらないというわけではなかったということです*3。電車の走行音って結構大きいんだなって思いました。どれに関しても「聴けなくはないが、これ以上音を上げると周囲に聞こえる*4」レベルで、慣れるまでは使いづらいです。ちなみに慣れてくると、「ヘッドフォンからの音と周囲の環境音を脳内で分離するスキル」が身につきます。疲れるのがやたら早く感じますが、そこそこ音楽が聴こえて、駅名のアナウンスなどもしっかり聞けるのでアリといえばアリかなという感じ。
肝心なのは徒歩です。下の感じになりました。
- 人ごみ:×
- それ以外:○
というわけで、目的達成。ほら、普段の道を歩きながら、まるでかわいい女の子と一緒に歩いているかのような音楽が流れます。あっ待って、戦闘BGMにしちゃだめです。現代日本なのにサツバツ!しちゃう。ピンクBGM*5流されても公道で発情するわけにはいかないんですってば。
友人と雑談しながらコーディングしているときなんかにもおススメですね。半プライベートくらいの静かさ、外部音情報の場所で活躍します。
注意事項がもう二つ。 このヘッドフォン、出力がめっちゃ低いです。普通のミュージックプレーヤーだと最大音量にしても小さい音しか感じられません*6。別にヘッドフォンアンプを繋ぐといいでしょう。携帯性は下がるので難しいところですが。……はい、今「普通の」と言いました。単体でパッシブスピーカーにまともな音量を出させられるプレーヤーなら全く問題ありません。僕が使用しているのは
iBasso Audio Reference High Definition ポータブル ミュージックプレーヤー HDP-R10
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これです。正直、このヘッドフォンだと釣りあいがとれてなさすぎて怖い人たちに刺されるレベル。普段はもっとまともなヘッドフォンで聴いていますよ?
そして注意事項というかなんというか、 脆い 。とにかく脆い。スポーツ用途でおススメできないのはどっちかといえばこっちの要素が大きいです。まあ、価格分くらいは楽しんだ気がするのであまり強くは言いたくないのですが。雑な人間には向かないんですが、雑じゃない人間は多分音質に満足できないんじゃないかなあ。
結論
僕のPyConJP2014 一日目ツアー
明日は参加できないので二日目は書きません。
Opening
CH01 Opening~Keynote: Kenneth Reitz - YouTube
僕が受け取った情報をざっくりメモします(正誤に関しては多少ご容赦ください),イントロとして
- くさび型文字などに始まる言語の歴史、互いのアイデアを伝え合う手段の発達
- 印刷機に始まる1対多のコミュニケーション、そこから生まれる"public"の概念、思想の分離、対抗など
- Internetの登場、多対多の時代、Pythonという言語と僕達
4方向(self,others, time, space)へのコミュニケーションの発展 その思想(Zen of Pythonに代表される)はとてもユニークだ. Pythonという言語が脅かされるのは世界の危機といってもいい.
何に脅かされているのか? --- Python2とPython3の間にあいた溝のお話. (PyConJP2014OP会場ではPython2使うという人がが7割ほどだった). Python3はPython(2)と別言語と言ってもいい. Flaskの作者なら, Unicodeの導入がどれだけPythonを破壊したかを語ってくれるだろう. 3系の標準ライブラリにはまだ満足に動作しないものもある. この原因の一つに"Python3のユーザがそもそも数として多くないから整備が遅れているのだ"ということがある. Cheeseshopでの2系と3系のダウンロード比率を見ても, 圧倒的に2のユーザが未だ多いのがわかる. これは以前からのPythonistaが2を使い続け, 3を主として使う層が新規のPythonistaだという要素が挙げられる. ここで, コミュニティの古と新の分断が発生した. そして、数あるプログラムのメンテナは2系と3系を両方サポートしなければならないという苦行に曝されることになった. しかし,この状況を打破できるのもまたPython2ユーザであるあなた達だ. 2.8は出ないことが決定しているし, 3を使っていって,様々な意見を出し, これからのPythonに貢献してほしい.
その後の質問タイムでは「3を使ってくれというが, 3の良いところってどんなところだ」と訊かれて「何もない」と答えるというまさかの3disが. 一応「よいところもあって, 2にバックポーツもしたりしている」といったフォローもあったがまあ、ねぇ? Perl5と6のように「完全に別言語」という扱いにするわけにはいかないのかという問いもありましたね. 移行の呼びかけの失敗や, 皆が2と3両方で動くプログラムを書くことが定着してしまったということを言っていました. 長期にわたって仕様を変更しない(=安定している)ことが言語の標準化に重要なのでは? という質問にはCommunityとOfficialの間のコミュニケーションがクリアでないから,標準化に際してどこをどうしようという議論が不十分なのだという答え. Rubyに関しては「その開発背景、文化が違う」と言っていました.その新バージョンリリースに対するOfficial, Communityの姿勢がPythonの文化とは違うのだ ,と. (これは確かに、と感じました.) ただ, その異文化から学ぶべきものもあるのかもしれない,と.
まあ,「Python2からのユーザ, 新規のユーザともに3を使ってコミュニティとしての意見をもっと拡充してくれ」といったところに落ち着いたんですかね?
見たとこツアー
Djangoによるスマホアプリバックエンドの実装
The esperanto generator
MH02 The esperanto generator (ja) - YouTube
Effective numerical computation in Numpy and Scipy (en)
MH04 Effective numerical computation in Numpy and Scipy (en) - YouTube
Pelicanによる静的ウェブサイトの構築 - www.python.jp サイトの仕組みと構造 (ja)
CR06 Pelicanによる静的ウェブサイトの構築 - www.python.jp サイトの仕組みと構造 (ja) - YouTube
Pythonの実装系総ざらい
http://www.slideshare.net/masahitojp/pyconjp2014:tite
pyston
その他気になってたところ
Djangoアプリケーションチューニング
Micro Python で組み込み Python
今やってること-Sphinx拡張作成中
タイトルが全てだ。……更新はしないとなー、でもネタできてないしなー、という感じなのでちょっとだしで。
いい加減何かしらつくって公開しないとプログラマ名乗れないよなーということでちまちまつくってるわけです。まあプログラムといえるほどのものを今つくってるわけでもないですが。 Sphinxの拡張を色々と参考にしながら作っています。公式の拡張のチュートリアルがToDoなの、なんかいきなりコーナーケース突っつかれている感じで他のにした方がいいんじゃないかとグチグチしながらですが。 現在の進捗。部分的縦書をhtmlで行えるようにしてます。ベンダープレフィックスのCSSを用いたものなので対応していないブラウザだと何の意味もないわけですが。今はサイドバーに文章がぶっ飛んだりしているところを折り合いつけるところです。まあこの機能だけならcontainerとか使ったりして直接要素記述すれば良い話ではあるのですが、もうちょっと楽にしたい、そしてtexの縦書実装も組み込みたいという目標を掲げて頑張っています。大学が始まるまでに1.0.0だせればいーなー。
PyConJP2014まであと一日。カンファレンスに参加するのも初めてなのでドキドキですね。先行販売のコレ
- 作者: 石本敦夫
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2014/09/18
- メディア: 大型本
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も買ってきたい。全日参加はできなさそうなのでチュートリアルに参加は諦めました。