ついでなのでXSL Advent Calender 2020の10日目の記事ということにしておこう。技術的な話はしません。
XML-FO&CSS組版ソフトAH Formatter V7.0の改訂6版が出ました。
『AH Formatter』の評価版は https://t.co/QVrX8B8bbw よりお申し込みいただけます。お試しの上、ご要望の機能・ご意見ございましたら、ぜひお聞かせください。お待ちしております。 https://t.co/pqKAPoCMoP pic.twitter.com/zZQ9ZEc73j
— Antenna House, Inc. (@AntennaInfo) 2020年12月10日
別に待ってたワケではないんですが、この度購入しました。デスクトップのスタンドアロン版です。流石に。 普通に買ったし、マーケティング行為かと言われると難しいところ。まあ業務で使っているから他より習熟しているという利点があります。
とはいえ、それでも中々趣味で買うには敷居が高いお値段。私も金銭的に余裕があるかと言われれば、大学時代の後輩に真剣に心配される程度の自転車操業。とはいえ、ただちに死ぬレベルではないので、誰かのブログ記事ではありませんが脳を騙せばポチッとできてしまった。
何らかの方法でドキュメントをページドメディア化して出力する趣味を持っているという前提です。 あまり得意でないソフトウェアをいじくりまわしながらイベントでの頒布に間に合わせるコストを考えてみます。東京都の最低賃金、まあブレるし計算も面倒なので仮に時給1000円としましょう。 準備期間は3ヶ月ほど、そのうち執筆やPDF生成に使える時間は、そうですね、平日は帰宅後1時間、休日は4時間として、1h*5+4h+4h=13hが週、52hが月、3ヶ月では156hです。技能職ではない時給1000円でも156000円。これはそこそこお値段のする組版ソフトを買えてしまう値段です。時間をお金で買って、トントンくらいの結果が得られる。これは買うしかないですね。
勿論現実には執筆時間と組版時間がまるまる削減できるワケがなく、組版ソフトを買ったところで別の言語で云々唸っていることは変わらなかったりする。ただまあ、「ソフトが合わないなら別の代替を探すことにコストを割いた方が互いに有益なケースもある」ということは忘れないようにしたいですね。そして何らかの方法でドキュメントをページドメディア化して出力する趣味を持っている人間はどんなソフトを使っていてもドキュメントをページドメディア化して出力するのにコストを費やすんだな。